海外旅行客でにぎわう仁川国際空港第1ターミナルの出国場(c)news1
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【12月03日 KOREA WAVE】誰もが海外旅行に出て、海外での直接購買も盛況となるなか、韓国居住者のカード海外使用金額が1年前より25%以上急増した。これで新型コロナウイルス感染直前の海外カード使用金額を超えた。

韓国銀行が11月29日公開した「2023年第3四半期中の韓国居住者の海外カード使用実績」によると、7~9月の韓国居住者のカード海外使用金額は47億9000万ドルで、第2四半期(46.46億ドル)に比べて3.1%増えた。昨年第3四半期に比べると25.6%増加した金額だ。

これは第3四半期基準では最大規模で、新型コロナウイルス感染が拡散する直前の2019年第3四半期(47.36億ドル)の記録を上回ったものだ。

今年第2四半期までは、海外カードの使用は2019年第2四半期(46.7億ドル)規模を超えることはできなかった。

韓国銀行は「オンラインショッピング海外直接購買が伸び、海外旅行需要増加で内国人出国者数が前四半期比大幅増加した影響によるものだ」と説明した。

実際、統計庁の海外直接購買統計を見れば、昨年平均10億3000万ドル水準だった直接購買規模は今年第1四半期12億ドルに上がり、第2四半期には各々12億4000万ドルに増えた。

韓国人の出国者数の場合、今年第2四半期494万2000人から第3四半期626万4000人へと26.5%急増し、夏休みシーズンの海外旅行の人気を反映したものだ。居住者が海外カード加盟店で使用した国内カード枚数は合計1万5851枚だった。前四半期より346枚(2.2%)増加し、1年前よりは2783枚(21.3%)増加した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News