【12月1日 AFP】イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘休止の合意が1日に失効したのを受け、イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での軍事作戦を再開したと発表した。AFP記者はイスラエル軍によるガザ市への空爆と砲撃を確認した。

 イスラエル軍は「ハマスは戦闘休止合意に違反したばかりか、イスラエル領を攻撃した」「(イスラエル軍は)ガザ地区でハマスとの戦闘を再開した」と述べた。

 一方、ハマスが実効支配するガザ保健当局の報道担当者は、ガザ地区南部ラファ(Rafah)市が同日朝、イスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ人少なくとも6人が死亡したと明らかにした。

 戦闘休止合意の失効直後に戦闘が再開され、アハリ(Al-Ahli)病院の医師によれば、ガザ市も空爆を受け、子ども2人が死亡した。(c)AFP