【12⽉4⽇ Peopleʼs Daily】アジア太平洋経済協力会議(APEC)第30回非公式首脳会議が開催された。アジア太平洋地域の情勢は全体的に安定しているが、世界は新たな激動期に入り、地政学的緊張と経済構造の変化が発生している。アジア太平洋の協力が正しい方向を堅持し、アジア太平洋運命共同体の構築に向かって進めるかどうかは世界の平和と発展に関わる。

 APECの誕生と発展は開放と融合、発展への願いなどの歴史の潮流に順応するものだった。APECは設立から30年余りを通じて、アジア太平洋地域で最も影響力のある経済協力メカニズムに発展し、「アジア太平洋の奇跡」を生み出す重要な推進力になった。

 国際通貨基金(IMF)はこのほど、2023年のアジア太平洋地域の年間経済成長率は4.6%で、世界の経済成長の約3分の2がアジア太平洋地域で達成されるとする予測を示した。この予測は、アジア太平洋が世界経済成長の重要なエンジンであることを改めて示すものだ。

 APECは開放的な地域主義を堅持し、多様性、無差別の原則を堅持し、包摂的な地域協力構造を構築し、地域に恩恵をもたらし、さらに多国間貿易体制の変遷をけん引する重要な役割を果たしてきた。アジア太平洋の国と地域は市場の分割を打破し、経済の絆を強めた。APECがボゴール目標を採択してからの26年間で、アジア太平洋地域の貿易額は6倍になり、双方向投資は13倍になった。

 APECはボゴール目標が基本的に達成されたことを受け、より開放的で活力があり、強じんで平和なアジア太平洋共同体を2040年までに構築することを目指すプトラジャヤ・ビジョンを採択した。APECメンバーは協力を絶えず深め、プトラジャヤ・ビジョンの実現を推進すべきだ。

 APEC協力を一層強化するために、パートナーシップを深化させるべきだ。APECが一つの大家族として発展し、利益が融合した開放型アジア太平洋経済構造を構築することは、すべてのメンバーの利益に合致する。相互信頼、包容、協力、ウィンウィンのパートナーシップは、アジア太平洋の協力を正しい道に進めるために重要だ。アジア太平洋諸国の国情は千差万別であり、食い違いがあっても不思議ではない。肝心なことはパートナー精神を発揚し、意見の相違を話し合いにより処理し、問題の解決を共に模索することだ。

 正しい方向を堅持してこそ、力を合わせて「アジア太平洋の奇跡」を出現させ続けることができる。各メンバーがAPECの趣旨と原則を堅持し、パートナーシップを絶えず深め、大家族精神を発揚し、互いに助け合い、アジア太平洋運命共同体の構築に向けて絶えず前進することこそ、歴史の流れや地域の共通認識、人びとの考えに順応する正しい選択だ。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News