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【12月01日 KOREA WAVE】韓国でリタイア後に必要な生活費は1世帯当たり月369万ウォン(1ウォン=約0.115円)だが、実際に準備できるの212万ウォンで最小生活費(251万ウォン)にも及ばない――。KB金融グループはこのほど、こんな内容の「ゴールデンライフ報告書」を発刊した。

同報告書は2017年に創刊され、今回が3回目の発刊。全国主要都市に居住する20~79歳の男女3000人を対象に実施したアンケートの結果を基に構成された。

老後のための経済的準備を「まだ始めていない」という回答者は全体の半分(52.5%)を超えた。引退時期は平均55歳で、引退を希望する年齢(65歳)より10年早い。

老後の基本的な衣食住の費用である「最小生活費」は月251万ウォンで、旅行や余暇の活動、孫らへの小遣いなどを含む「適正生活費」は月369万ウォン(約42万円)だった。

しかし、現実は厳しく、実際の経済的条件を考慮すると老後の生活費として準備できる金額は月212万ウォン(約24万円)。適正生活費の57.6%にとどまった。

「老後の生活に対する準備がよくできている」と答えた世帯は21.2%にとどまり、「準備が足りない」は44.6%だった。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News