カーター元米大統領、ロザリン夫人に最後の別れ
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【11月30日 AFP】米国のジミー・カーター(Jimmy Carter)元大統領(99)は29日、ジョージア州プレーンズ(Plains)で行われた妻ロザリン(Rosalynn Carter)夫人の葬儀に車椅子で参列し、最後の別れを惜しんだ。
葬儀は夫妻が長年礼拝に通ってきたバプティスト教会で行われ、ひ孫を含む親族約200人が参列。カーター氏の海軍時代に夫妻が住んでいたハワイをロザリン夫人が愛したことにちなみ、色鮮やかなレイ(ハワイ風の花輪)を身に着けた人もいた。
カーター夫妻はプレーンズ育ちの幼なじみで、1946年に結婚。77年の人生を共にしたおしどり夫婦として知られる。1980年の大統領選で故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)氏に敗れた後はプレーンズに戻って暮らしていた。
米メディアによると、葬儀の後、ひつぎは車で小さな町の中心部を通って夫妻が暮らした比較的質素な家に運ばれ、芝生の庭に埋葬された。カーター氏が亡くなった際には隣に埋葬されるという。(c)AFP