【11月30日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi'an)で28日午前、日用雑貨や健康器具などを積載した「中欧班列(中国と欧州を結ぶ国際定期貨物列車)」の「X8155号」がドイツのハンブルクに向けて西安国際港駅を出発した。西安発の中欧班列は2013年11月28日の運行開始から10年で、累計運行本数が2万897本になった。

 西安国際港駅の王保録(Wang Baolu)駅長によると、13年の運行開始以降、運行本数は年々増加し、18年に急成長期に入って年間運行本数が往復千本を超え、13~17年の総和を上回った。19年は2千本、20年は3千本、21年は3800本をそれぞれ超えて爆発的な伸びを示し、22年はさらに増加し4639本となった。

 23年の運行本数は28日時点で前年同期比13・8%増の4843本と前年通期を上回っている。貨物輸送量は13・2%増の430万トンに上り、年間の運行本数は5千本を超える見通しという。

 同駅を発着する中欧班列の国際輸送幹線は現時点で17本を数え、ユーラシア大陸の主な貨物供給源を全てカバーしている。(c)Xinhua News/AFPBB News