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【11月29日 KOREA WAVE】韓国でも冷え込みが厳しくなり本格的な「たい焼きの季節」が到来したというのに、一部の業者が原材料の値ががりなどでたい焼き生地の供給に苦労している。江南(カンナム)には1個2500ウォンもするたい焼きが登場したという。

たい焼き生地が準備できず困っている業者は多く、ソウル市内で販売しているたい焼き屋の店主も最近、生地の注文を取り消された。卸売業者が注文した卸売り業者に本社から品物が届かなかったからだ。オンライン上でもたい焼き生地が手に入らないという書き込みが目立つ。

生地の価格が高騰し、材料が手に入っても値上げせざるをえない。この店主は「10キロで2万5000ウォン(約2855円)だった生地が4万ウォン(約4578円)に跳ね上がった」と話した。

たい焼きを焼くのに使われる国内液化石油ガスの供給価格も3カ月連続で上昇している。

韓国物価情報が昨年12月に調査した当時、たい焼きの販売価格は平均2枚1000ウォン(約115円)だった。しかし、ソウル市内では今、1枚で1000ウォンとしている店も少なくない。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News