動画:超急速充電で新エネ車の航続距離問題を解決 中国湖北省宜昌市
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【11月30日 Xinhua News】中国では電気自動車(EV)など新エネルギー車が急成長を迎えたことで「便利な充電」が多くの利用者の大きな関心事になっている。湖北省宜昌市でも新エネ車の台数が3万台以上と急速に増え続けており、電池交換・充電インフラの建設を強力に推進するとともに超急速充電技術を積極的に導入し、新エネ車の普及を加速させている。
同市の電力供給を担う国網宜昌供電(中国送電大手の国家電網子会社)が最近建設した玖璽台(きゅうじだい)超急速充電ステーションは、液冷式超高速充電設備の最大出力が600キロワットで、条件を満たす車両であれば「1秒間の充電で1キロの走行」が可能となる。
充電速度の向上に加え、群制御充電技術も運用。実際の充電状況に合わせて電力を動的に調節し、スマートに分配することで、充電効率の最大化を実現している。
国網宜昌供電はこれまでに、標準化充電ステーション400カ所余りを建設し、充電ポール1700本以上を設置。今年の年間充電量は2900万キロワット時超を見込む。(c)Xinhua News/AFPBB News