【11月28日 CNS】ECプラットフォームからの情報によると、中国最大のEコマース商戦である今年の11月11日の「双11(ダブル11)」は、エレクトロニック・スポーツ(eスポーツ)、サイクリング、スキー、トレンドトイなどに代表される「ドーパミン経済」が爆発し、今後より多くの新ブランドが続々登場することが予想される。

 今年の「ダブル11」では、ますます多くの消費者、特に若者が、感情的価値を重視する商品に注目し、快楽を求めお金を使うようになっていた。これは非常に大きなトレンドだ」と、中国EC最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ、Alibaba Group)傘下の淘天集団(Taobao&Tmall Group)ブランドビジネス開発センターの奥文(Ao Wen)総裁は述べている。

 例年に比べ、今年の「ダブル11」では男性の消費が急増した。

「多くの人が高級酒の貴州茅台酒(Kweichow Moutai)や五粮液(Wuliangye)を箱買いで購入している」と、淘天集団スーパーマーケットビジネス開発センターの劉一曼(Liu Yiman)総裁は述べている。

 淘天集団によると、「ダブル11」期間中、アルコール類のライブ配信ルームの男性ユーザーの割合は当初の20パーセントから一気に65パーセントまで上昇した。

 デジタル製品の販売も男性ユーザーの間で安定した増加を示した。中国大手EC京東(JD.com)の「ダブル11」セールでは、開始10分でアップル(Apple)、小米科技(シャオミ、Xiaomi)、華為技術(ファーウェイ、Huawei)、オッポ(OPPO)などの多くの大手スマートフォンブランドの売買成立額が前年比100パーセント増となった。購入客には男性ユーザーが多かった。
  
「また、eスポーツ関連、サイクリング関連、レゴなどが、ECプラットフォームの『ダブル11』における男性による消費の『新三宝』になった」。トレンドトイやフィギュアなどの販売は引き続き増加しており、男性用のスキンケア製品の増加も顕著で、「男性用香水は非常に人気のある品目になっている」と、奥氏は述べている。

 今年の「ダブル11」は、国産品の台頭も顕著だった。複数のECプラットフォームのデータによると、細分化された商品の品目では、一部の国産ブランドは大手の国際ブランドよりもよく売れていた。   

 京東のデータによると、多くの高品質の国産品が旺盛な売れ行きを見せ、その中でも90後(1990年代生まれ)と00後(2000年代生まれ)の国産品消費額の割合は62パーセントに達し、国産品消費の絶対的な主力となっている。

 10月31日には、中国の動画配信アプリの抖音(Douyin)ECプラットフォームの多くのデータが年間最高値を更新した。特に注目すべきは、国産のアパレルブランドが脚光を浴び、「ダブル11」ブランドランキングのTOP3と「ダブル11」ブランド大人気商品ランキングのTOP3を占めたことだ。   

 これにより、これまでの多くの消費者が「輸入品を追求」していたのとは異なり、新世代の消費者の間で国産品を支持する考え方が深く根付いていることが分かった。これは背後にある国産品の品質の向上とも深く関係している。(c)CNS/JCM/AFPBB News