BSIの推移(赤は実績、水色は展望)(c)news1
BSIの推移(赤は実績、水色は展望)(c)news1

【11月28日 KOREA WAVE】韓国企業の景気展望が21カ月連続で基準点(100)を下回り、長期不振に陥っている。内需・輸出・投資の悪化も続いた。

韓国経済人協会が売上高を基準にした600大企業を対象に企業景気実査指数(BSI)を調査した結果、12月のBSI展望値は94.0となった。前月比3.9ポイント上昇したものの、昨年4月(99.1)以降一貫して100を下回っている。21カ月連続の不振は新型コロナウイルス禍の2021年2月以降最長だ。

BSIは企業が体感する景況感を指標化した数値で、100より高ければ景気を肯定的に見る企業が多いことを意味する。

業種別では、製造業(87.7)は12月も良くなかったが、非製造業(100.5)は展望に明るい兆しが見えた。

非製造業の中では、休暇シーズン特需が期待される余暇・宿泊や外食業(128.6)を中心に、情報通信(111.8)や電気・ガス・水道(105.6)が好調な見通しを示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News