(写真=進学社キャッチ)(c)NEWSIS
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【11月28日 KOREA WAVE】韓国の大学生が予想する今年の卒業生の就職率は50%しかないことがわかった。また、就職を準備する人たち6割は形式的に職を求めているだけの「消極的求職者」だった。

韓国経済人協会が全国4年制大学在学生や卒業(予定)者3224人を対象に実施した就職認識度調査の結果によると、卒業生の予想就業率は平均49.7%だった。

大学生らは就職準備で直面する困難(重複回答)な事案として▽キャリア職選好などによる新入採用機会の減少(26.3%)▽希望する勤労条件に合う良い働き口の不足(22.6%)▽体験型インターンなど実務経験の機会の確保(17.2%)――などを挙げた。

大学生の30.3%は今年の大卒新規採用環境が「昨年より難しい」と回答。これは昨年の調査での割合(29.6%)より0.7ポイント高い。「昨年より良い」(3.6%)は昨年(5.6%)より2.0ポイント低かった。

4年生または卒業予定・既卒の大学生の57.6%は消極的な求職者だった。これは求職活動の実態の問いに対し▽儀礼的に求職している(28.2%)▽ほとんどしていない(22.7%)▽休んでいる(6.7%)――という回答を合わせた数値。積極的な求職者は21.1%に過ぎなかった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News