キム・ハヨン氏のインスタグラム(c)MONEYTODAY
キム・ハヨン氏のインスタグラム(c)MONEYTODAY

【11月28日 KOREA WAVE】野良猫に餌を与えないようにという貼り紙を出した韓国のカフェが愛猫家の批判を受け、謝罪に追い込まれた。

野良猫写真家キム・ハヨン氏が最近、自身のSNSに京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の有名カフェの窓ガラスに貼られた案内文の写真を掲載した。

そこには「店周辺にいる子猫は野良猫で、病気に感染したり人に危害を及ぼしたりする恐れがあるので、餌を与えたり触ったりしないよう注意してほしい」と書かれていた。

キム氏は「感染とか危害とか確認していない内容を事実のように書いており残念だ。子猫がお腹をすかせて店の周りにいることを、そんなふうに表現すべきなのか。猫への否定的な内容を貼る必要があったのか」と指摘した。

この写真はオンライン上で共有され、愛猫家の反発を買った。カフェのレビューには「よく知らないくせに嫌悪を助長するな」「動物嫌悪カフェだ」などの書き込みが相次いだ。

カフェ側はキム氏への長文のメッセージで釈明した。貼り紙を出した理由について「子猫に食べ物を与えたり、可愛がろうとしたりする人が引っかかれる事故が頻繁に起き、お客さんから『店が猫を管理すべきだ』と抗議があった」としたうえ「注意してほしいという趣旨だったが、少し表現が強かった。言葉遣いに問題があった点、丁重に謝罪する」とした。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News