【11月27日 AFP】26日に行われた23F1最終第23戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2023)で7位に入り、ドライバーズ選手権4位でシーズンを終えたアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が、今年は2012年と並んで過去最高のシーズンだったと振り返った。

 今季アルピーヌ(Alpine F1)からアストンマーティンに加入したアロンソは、開幕からの8戦で6度の表彰台入りを果たすと、途中でペースダウンもあったが、シーズン終了までにさらに2度の表彰台を獲得。42歳にして再び輝きを見せた。

 アロンソは「少し予想外だった」と今季の結果に驚きを口にしつつ、「フェラーリ(Ferrari)と(マクラーレン<McLaren>の)ランド・ノリス(Lando Norris)を抑えてフィニッシュできたのはプレゼントのようなものだ」とコメント。年間優勝を果たしたルノー(Renault)時代の2005、06年も上回り、2012年と並んで「自己最高のシーズン」になったと語った。

 現行の契約は来季までとなっているが、アストンマーティンは延長を希望する姿勢を示している。アロンソも「チームと車とのつながりに非常に満足している」と話すなど、来シーズンに向けて期待が高まる中で双方にとって良好な関係を築いている様子をうかがわせている。(c)AFP