【11月27日 AFP】23-24スペイン1部リーグは26日、第14節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)の2ゴール1アシストの活躍でカディス(Cadiz CF)を3‐0で下し、暫定ながら首位に浮上した。

 レアルはティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)やエデル・ミリトン(Eder Militao)、オーレリアン・チュアメニ(Aurelien Tchouameni)に続いて、この2週間でビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)とエドゥアルド・カマヴィンガ(Eduardo Camavinga)が負傷で長期離脱が決まり、大打撃を受けていた。

 それでもチームは、14分と64分にロドリゴがゴールを挙げると、74分にはリーグ戦とイングランド代表の試合を肩の負傷で欠場していたジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)が、ロドリゴのお膳立てから得点を奪取。ベリンガムはこれで今季リーグ戦のゴール数を11に伸ばし、得点王争いでトップに立っている。

 代表戦明けに加え、けが人が続出するという中で完勝を収めたレアルは、27日にアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)との一戦を控えるジローナ(Girona FC)を勝ち点で1上回り、首位の座を奪還した。

 またレアルは、3位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)、4位FCバルセロナ(FC Barcelona)とのポイント差を4に広げている。

 一方で5位のレアル・ソシエダ(Real Sociedad)は、セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)とヘスス・ナバス(Jesus Navas)が退場となったセビージャFC(Sevilla FC)を2‐1で下した。

 オウンゴールで先制したソシエダは、22分にウマル・サディク(Umar Sadiq)が追加点を決めると、セビージャの反撃をユセフ・エン・ネシリ(Youssef En-Nesyri)の1点に抑えた。レッドカードを受けたラモスはキャリア通算で29回目、リーガでは最多記録を更新する通算21回目の退場処分となった。(c)AFP