突然閉鎖された京畿道始興市のゴルフ練習場(読者提供)(c)MONEYTODAY
突然閉鎖された京畿道始興市のゴルフ練習場(読者提供)(c)MONEYTODAY

【11月26日 KOREA WAVE】韓国京畿道始興市(キョンギド・シフンシ)のあるゴルフ練習場が突然閉鎖され、会員400人余りが被害を受けている。会員たちは告訴を準備中だ。これに対し、練習場の代表は「建物所有者とのトラブルで一時的に休業したのであり、まもなく営業を再開する」と明らかにした。

取材を総合すると、始興市のLゴルフ練習場が10日午後から突然営業を中止した。この業者は有名ゴルフ練習場ブランドフランチャイズ支店で、業者代表A氏が新築建物の3~5階を賃借し、1月から営業を始めた。

この業者は開業以来、数回にわたって「イベント」という名目で、さまざまな割引券などを含めゴルフとジムの1年長期利用券を120万~140万ウォン(1ウォン=約0.1円)で販売してきた。会員数は400人余りに上る。1週間余りの営業中止が続くと、一部の会員はA氏と従業員を詐欺などの疑いで始興警察署に告訴することにした。ある会員は「業者側が管理費の未納事実を隠した」と話した。

A氏は「7月から売り上げが減り始め、管理費を建物の管理会社に納付できずにいた。未納分については一部納付すると約束をしたが、所有者側で一方的に電気供給を止めたため営業ができなかった」と話した。

建物の管理会社は今年初め、電気代を含む管理費を業者が払わなかったため、Aゴルフ練習場を訪問し、携帯メールと督促状、内容証明を送ったが未納が続き、9月25日に業者が入居した3~5階の電気供給を止めたという。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News