【11月25日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブル(Red Bull)のクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表は24日、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)からレッドブル加入に関して接触を受けたことはないと明かした。

 ホーナー氏は先日、ハミルトンがメルセデスとの契約を2年延長する前に来季レッドブルへ移籍する可能性について「問い合わせ」をしてきたと英紙デーリー・メールで話していた。

 しかしホーナー氏はこの日、2010年までハミルトンのマネジメントを担当していた父アンソニー(Anthony Hamilton)さんからは連絡があったとしつつ、ハミルトン本人と「真剣な話し合い」をしたことはないと述べ、「そもそもシートが空いていたこともない」と付け加えた。

 アンソニーさんとの会話については「誰が誰の代理人なのかは分からないが、名字が同じならそれなりに親しい間柄だと考えるのが普通だろう」とした上で、「世間話以外に特に『来年レッドブルで走れるか?』といった具体的な話はなかった」と語った。

 ハミルトンは23日、ホーナー氏が「かき回している」と指摘し、「こちらのチームは誰も彼と話していないし、自分自身もクリスチャンとはもうずっと言葉を交わしていない」と報道を否定していた。(c)AFP