【11月24日 AFP】熱波に見舞われているブラジルで先週、米歌手テイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんのコンサート中に観客の女性が死亡した事故を受け、ブラジルツアーの主催者が23日、謝罪した。

 死亡したのは23歳の女性。17日にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のスタジアムで行われたコンサートに参加していた。チケットは完売で、会場には約6万人がいた。

 17日の同市の気温は59度だったが、参加者らはボトル飲料の持ち込みは禁じられていたと述べていた。このため主催者に非難が集まっていた。

 主催企業タイム・フォー・ファン(Time For Fun)のトップ、セラフィム・アブレウ(Serafim Abreu)氏はソーシャルメディアに投稿した動画で「屋外エリアに日陰を作り、開始時間を変更したほか、水の入った使い捨てカップが持ち込めることも周知したが、他にも追加対策を講じることができたはずだと認識している」と述べた。

 さらに「可能な限りの最高の体験ができなかったすべての人に謝罪」するとともに、亡くなった女性の家族に「心からお悔やみを申し上げる」と続けた。

 同社によると、女性は体調が悪くなった後、すぐに救護スタッフから処置を受け、約1時間後に病院に搬送された。

 有力紙グロボ(O Globo)は予備的な検視結果として、女性は肺胞出血し、心臓発作を3回起こしていたと報じている。

 スウィフトさんは18日、女性の死に「打ちのめされている」と述べた。同日夜に予定されていたコンサートは20日に延期された。

 ブラジルツアーは続行されており、24~26日にはサンパウロ(Sao Paulo)でコンサートが行われる。(c)AFP