ソウルのある区役所に貼られたシステムエラーを知らせる案内文(c)news1
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【11月24日 KOREA WAVE】韓国全土をインターネットで結んだ行政サービスシステムが最近、不通になるトラブルがあり、政府は19日の段階でサービスの正常化を宣言した。情報技術(IT)関係者から、政府の対応マニュアルの不備が長期化を招いたと非難の声が上がっている。

政府は18日のオンライン請願プラットフォーム「政府24」に続き、19日に全国地方自治体行政ネット「セオル」について正常化を宣言した。だが、セオルの場合、公務員の接続量が多い平日業務時間帯の検証が必要という。

行政安全省によると、原因は公務員がセオルにログインする際に必要な電子署名認証システムのネットワーク装備の不具合。18日に装備を交換して以降は、政府24、セオルともに正常に作動しているという。

同省のソ・ボラム・デジタル政府室長は「装置がエラーを起こした原因についてはさらに調査が必要だ」と述べた。

今回の事態は16日、国家情報資源管理院が一部の行政ネットワーク機器プログラムを更新した後、翌日午前8時40分ごろから接続障害が発生して始まった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News