仏政治家シモーヌ・ベイユ氏の銘板破壊 アウシュビッツ生存者
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【11月23日 AFP】フランス北西部で、著名な政治家でナチス・ドイツ(Nazi)のアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所の生存者の一人、シモーヌ・べイユ(Simone Veil)氏の功績を伝える銘板が破壊されているのが見つかった。当局が21日、発表した。
現場は、フィニステール(Finistere)県レスネバン(Lesneven)。銘板は土台から剥がされ、二つに割られていた。当局は、18、19日の週末に壊されたとみている。
ベイユ氏は、議員時代に人工妊娠中絶の合法化を導いたことで知られる。女性として初めて欧州議会(European Parliament)議長にも就任。2017年に89歳で死去した。(c)AFP