W杯予選のサポ衝突、主催者と警察が非難合戦 ブラジル
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【11月23日 AFP】サッカーW杯北中米大会(2026 World Cup)南米予選のブラジル対アルゼンチン戦の試合前にサポーター同士の衝突が起こった問題で、現地の警察とブラジルサッカー連盟(CBF)が22日、互いに非難し合った。
21日にブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)で行われた試合は、キックオフ前に同じエリアの座席になった両国のファン同士で殴り合いが始まり、開始が約30分遅れた。警察も警棒を使って対応し、数人の負傷者が出た。
リオ州警察は、CBFが警察の責任者と安全対策について話し合ったのは、座席エリアの区切られていないチケットが完売した後になってからだと指摘し、「嘆かわしい」出来事だと述べた。
また、ブラジルのサポーターグループのANATORGは、両国のサポーターを分けるバリアーを設けず、隣り合った席に座らせたのは当局とCBFの「過失」だと非難し、「起こるべくして起こった悲劇だ」と強調した。同グループは試合前日、座席エリアを区切らないことによる暴動のリスクについて懸念を表明していた。
CBFは過失を否定し、「州警察と他当局は、国際サッカー連盟(FIFA)の主催試合では標準となっているミックスシートを使う予定であることを事前に把握していた」と主張。「当試合の開催と計画は、CBFが当局、特に警察と共に慎重かつ戦略的に行ったものだ」とした。
アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)は試合後にソーシャルメディアで、警察によるファンへの「弾圧」を批判し、「このようなことは容認できない。異常だし、止めなくてはならない」と訴えている。(c)AFP