【11月23日 Xinhua News】中国機械工業連合会の徐念沙(Xu Niansha)会長は開催中の第21回広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)で、中国の1~10月の新車販売に占める新エネルギー車(NEV)の比率が30%を超えたと明らかにした。徐氏は、自動車の輸出も過去最高を更新したと述べ、今年の中国自動車市場は幾つもの歴史的な成果を上げたと強調した。

 中国国際貿易促進委員会(CCPIT)自動車業界分会の王侠(Wang Xia)会長によると、中国の1~10月の新エネ車販売台数は前年同期比で37・8%増え、国内ブランドの乗用車市場に占める比率が初めて50%を超えた。王氏は「スマート新エネ車が歴史的成果達成の最大のけん引役となった」と指摘。新エネとスマート化で世界をリードする中国車の技術的強みが世界に認められてきているとの考えを示した。

 調査会社マークラインズによると、中国の電気自動車(EV)大手、比亜迪(BYD)の今年上半期(1~6月)の世界新車販売は96%増の125万台となり、初めて世界上位10位に入った。(c)Xinhua News/AFPBB News