【11月23日 Xinhua News】中国商務部などが主催する中国最大のハイテクフェアの第25回「中国国際ハイテク成果交易会」が19日、広東省(Guangdong)深圳市(Shenzhen)で閉幕した。総来場者数は延べ24万8千人、総取引額が372億7900万元(1元=約21円)に上った。

「イノベーションの活力を引き出し、発展の質を高める」をテーマとする今回の交易会は105カ国・地域の団体と4千社以上が出展した。総展示面積は50万平方メートルで、132の重要イベントが開催され、681品目の新製品・新成果を発表し、中央企業と地方政府間の17の協力プロジェクトの契約が会場で締結された。

 今回の交易会では初めて「航空宇宙‐低空科技展」が設けられ、航空宇宙技術分野の企業約200社が誘致されて出展し、各種の航空機、ロケット、人工衛星、探査機など最先端の技術製品の展示を行った。

 交易会期間中、2023西麗湖フォーラム、ハイレベル科学者フォーラム、湾区校長フォーラム、深圳企業革新発展大会といったフォーラム、会議、サロン活動が同時開催され、政策・科学研究・応用についての交流の場となった。

 交易会では、深圳証券取引所科学技術成果・知的財産権取引センター、電子部品・集積回路国際取引センター、深圳データ取引所のほか、政府系ベンチャーキャピタル(VC)の深圳市創新投資集団、深圳市高新投集団、政府系VCの青橙資本(ライムキャピタル)などの取引所、投融資機関、VC機関、技術移転サービス機関などが出展し、プロジェクトマッチング交渉、プロジェクトロードショー(説明会)や資金調達研修などの成果取引促進活動を開催し、企業誘致・資本導入プラットフォームとしての交易会の役割を存分に発揮した。(c)Xinhua News/AFPBB News