【11月20日 AFP】(写真追加)ロイド・オースティン(Lloyd Austin)米国防長官は20日、事前発表なくウクライナの首都キーウを訪問し、ロシアによる侵攻を受けるウクライナに対する支援を継続していくと強調した。

 米国防総省は、安全面を考慮し、事前に公表していなかったオースティン氏の訪問理由として「ウクライナの自由を勝ち取るための戦いに対する米国の確固たる支援を強調するため」と説明した。

 さらに、「ロシアの侵略行為から自衛するために必要な安全保障支援を米国が引き続き提供していく」ことも改めて伝える予定だとしている。

 オースティン氏のキーウ訪問は、2022年の侵攻開始以降2度目となった。

 米共和党議員からは、支援の継続を疑問視する声が出ている。

 同省のサブリナ・シン(Sabrina Singh)副報道官は今月、「ウクライナの国家防衛とイスラエルの国民防衛において、米国の支援の競合や相殺があるかという問題だが、そういったことはない」と明言していた。(c)AFP