2019年の出所1周年行事で記念写真を撮っているチョン・ミョンソク(左)(大田地検提供)(c)news1
2019年の出所1周年行事で記念写真を撮っているチョン・ミョンソク(左)(大田地検提供)(c)news1

【11月18日 KOREA WAVE】女性信徒たちに対する性的暴行の罪に問われている韓国のカルト宗教「キリスト教福音宣教会(JMS)」総裁のチョン・ミョンソク(鄭明析)被告側がこのほど、大田(テジョン)地裁の担当裁判官の忌避を申し立てた。既に1度、棄却されており、今回の忌避申し立ては2回目だ。

チョン被告側は7月、裁判所が被告側証人を採用しなかったことで「不公正な裁判を受ける恐れがある」として裁判官忌避を申請した。

申請は1、2審で棄却され、最高裁も「刑事訴訟法が定めた裁判官が不公正な裁判をする恐れがある時に該当しない」として棄却した。

チョン被告の公判は今月21日に再開される見通しだったが、再申請で再開時期が不透明になった。ただ、裁判遅延の目的と判断した場合、裁判所は直ちに申し立てを棄却できる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News