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【11月17日 KOREA WAVE】ソウル麻浦(マポ)警察署が、投資への勧誘で集めた資金をだまし取ったとして詐欺の疑いで告訴された焼き肉店経営の母親(70代)とその娘を捜査している。母娘は2010年から今年9月まで、約20人から約250億ウォン(1ウォン=約0.115円)をだまし取った疑いが持たれている。

母親は、不動産に投資すれば毎月2~4%の利子がつくと偽って被害者から数千万~数十億ウォンをだまし取ったとされる。

実際に利子だとして現金を渡したり、高級レストランに連れて行ったりして信用させ、集めた金数百億ウォンは娘の口座に入れていた。

ところが母親は9月に突然姿を消した。全財産を渡したり、資金づくりのためカード融資を受けたりした被害者もおり、自殺を図った人もいるという。

被害者は20人を超えるが、弁護士費用がないため告訴した人は7人に過ぎない。

警察は9月に告訴状を受け付けた後、母娘について出国禁止の措置を取った。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News