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【11月17日 KOREA WAVE】韓国でカードローンの返済に困った借り主が、再び融資を受けて返済する「自転車操業」の事例が増えている。

与信金融協会の公示によると、今年9月のカード会社7社(新韓・サムスン・KB国民・現代・ロッテ・ウリィ・ハナカード)のカードローン借り換え融資残高は1兆3709億ウォン(約1579億円)で、1年前より約43%増えた。

カードローンの借り換え融資は、ローン返済できなくなった借り主が再び審査を受けて融資を受けることを意味する。カードローン借り換え貸出残高が1年間で1.5倍近く増えたことは、返済のために借金する低信用者の増加を示している。

借り換え融資を受ける場合、信用等級が下がって融資金利が高くなる。そんな不利益を甘受してでもカードローンの借り換えをする借り主が増えているのだ。

カードローンの返済に苦しむ人が増えたのは、高金利長期化で利子負担が増えた影響が大きい。最近のカードローンの平均金利は年15%。カード会社は収益性と健全性を高めるためカードローン供給を減らす傾向にあり、法定最高金利年20%に迫る金利を適用されている借り主も相当数に上る。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News