【11月16日 CNS】中国の国家情報センターはこのほど、「中国飲食業デジタル発展報告」を発表。ケータリングは飲食業のデジタル化によって生まれた新しい産業であり、飲食業を発展させる原動力となっているとの認識を示した。

 2022年12月現在、中国のオンライン注文によるテイクアウトの利用者数は5億2100万人に達し、2022年の全ケータリング収入に占めるオンライン持ち帰り収入の割合は20パーセントを超えた。


 近年、ビッグデータ、クラウドコンピューティング、人工知能(AI)などの新しい技術による飲食業界のデジタル変革が深まっている。このプロセスではいくつかの課題にも直面しているため、業界でケータリングに関するデータを十分に利用し、ケータリング産業のデジタル変革と発展に活力を提供していく必要がある。

 また、ケータリングのプラットフォーム企業は、業界の新しいエコシステムの構築に向けて積極的な役割を果たしていくべきだろう。さらに、業界の枠組みを越えた統合を促進し、ケータリング産業と文化観光、レジャー・娯楽、医療、スポーツ・体育、交通などの融合を促していくことも重要となる。(c)CNS-経済日報/JCM/AFPBB News