歌手G-DRAGON氏(c)news1
歌手G-DRAGON氏(c)news1

【11月15日 KOREA WAVE】「薬物事件」に関わった俳優イ・ソンギュン氏(48)の精密検査結果「陰性」に続き、歌手G-DRAGON氏(35)の潔白主張が続き、今後の警察の捜査方向に関心が集まっている。

news1の取材を総合すると、仁川(インチョン)警察庁薬物犯罪捜査係は薬物容疑で立件したイ・ソンギュン氏の「足の毛」を、歌手G-DRAGON氏の「爪」をそれぞれ採取し、国立科学捜査研究院(国科捜)に精密鑑定を依頼した。

イ・ソンギュン氏は2回の警察の取り調べを経て、容疑の一部を認めたという。しかし、彼の尿簡易試薬検査に続き、毛髪に対する精密検査結果は「陰性」だった。

警察はイ・ソンギュン氏の召還に続き6日にはG-DRAGON氏に対する1次召還調査も進めた。

G-DRAGON氏は当時、薬物簡易試薬検査の結果を尋ねる取材陣の問いに「陰性」と明らかにしたのに続き、「警察が追加証拠を要請したのか」という質問に「ないでしょう、ありませんでした」と答えた。また「4時間の間にどんな調査がされたのか」を尋ねる質問に「笑って終わりました」と話すなど容疑を全面否認した。

最近、「全身脱毛」報道による証拠隠滅疑惑が続くと、代理人弁護士を通じて公式的な立場を表明して潔白を主張した。代理人は「立件以後、脱毛をしておらず、最近1年5カ月間、染色と脱色もしていない。全身脱毛報道は明白な虚偽事実」と明らかにした。

警察はG-DRAGON氏に対する簡易試薬検査の結果、「陰性」が確認され、彼の毛髪に続き「爪」まで採取し、国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。

◇捜査への疑問

注目を集める芸能人の検査結果が相次いで陰性が出たのに続き、潔白の主張が続くと、捜査に疑問が呈されている。薬物反応検査中に尿による簡易試薬検査の場合、最大10日以内に薬物をする場合のみ「陽性」反応が確認される。髪の毛は最大1年、爪は3カ月~6カ月まで投薬の可否がわかる。一定の期間が過ぎれば精密検査でも陽性反応を確認することが難しいことがある。

薬物捜査経験のある警察官は、精密検査の結果「陰性」が出ても証拠の一つに過ぎず、他の証拠が補充されれば疑惑立証は可能だという立場だ。イ・ソンギュン氏の場合、警察の調査で一部の容疑を認めているので、送致までは可能とみられる。

しかし疑惑を全面否認する歌手G-DRAGON氏の場合、精密検査結果が出ていないうえに警察の疑惑を立証する「また別の証拠」が明らかにならず捜査に対する疑問が広がっている。

G-DRAGON氏の精密検査結果が「陽性」と確認されれば捜査に弾みがつくが、追加証拠が明らかになっていない状況で「陰性」という結果が確認されれば、その疑問はもっともだということになる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News