ソウル市内のあるマート(c)news1
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【11月15日 KOREA WAVE】韓国で野菜・加工食品など生活物価が相次いで値上がりしている。天候不順で作況が悪化し、食料品原材料が上昇。人件費や燃料費も上がり、価格の維持が難しくなっている。

統計庁国家統計ポータルによると、今年10月の消費者物価は前年同期比3.8%上昇した。統計庁は「サービス・工業製品・農畜水産物に加え、電気・ガス・水道が上がった影響が大きかった」と説明した。

品目別に見ると、食品全体5.8%、新鮮野菜5.4%が上がる中、特に新鮮果実(26.2%)が大きく跳ね上がっていた。

購入頻度が高い144品目からなる生活物価指数をみると、今年10月は塩と食用油が2020年を100とした指数で共に171となっていた。このほか▽ラーメン121.07▽牛乳122.03▽パン129.58――などだった。

先月はマクドナルドがハンバーガーやサイドメニューなど13品目を平均3.7%値上げすると発表した。

イーマート、ロッテマート、ホームプラスの大型スーパー3社も今月に入って比較的価格が安いことで知られた自社ブランドの牛乳を値上げした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News