釜山BEXCOで国内最大のゲーム展示会「G-STAR2022」(c)news1
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【11月15日 KOREA WAVE】冬の時代を迎えた韓国のゲーム各社が財務構造改善に乗り出した。希望退職者を募る会社もあり、当面は全般的に低調な採用が続きそうだ。

今年第3四半期(7~9月)はネクソン、クラフトン、ウィメイドを除くすべてのゲーム会社の営業利益が前年より縮小した。

NCソフトとパールアビスは前年比80%以上の下げ幅を記録し、ネットマーブルとデブシスターズは6~7四半期連続営業赤字が続いている。

NCのホン・ウォンジュン最高財務責任者(CFO)は9日、実績発表の席で「M&Aは株価と実績を牽引できる良い手段だ。すべての部門で魅力的な機会をいくつか捉えている」と話した。今年の半期報告書基準では46の法人に出資。自社の新成長基盤づくりに役立つ業者とM&Aを議論している。

ネットマーブルは保有しているハイブ株を売却し、資金を確保した。売却したのは持ち分18.1%のうち6%。これで調達した資金を足がかりに赤字から脱する構想だ。

デブシスターズのイ・ジフン、キム・ジョンフン共同代表は経営安定化まで無報酬で働く。月給3カ月分と離職支援金300万ウォン(約34万円)を支給する条件で希望退職者を募っている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News