【11月15日 AFP】男子テニスのシーズン最終戦、ATPファイナルズ(ATP Finals 2023)は14日、イタリア・トリノ(Turin)でシングルスのラウンドロビンが行われ、大会第4シードのヤニック・シナー(Jannik Sinner、イタリア)が7-5、6-7(5-7)、7-6(7-2)で第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)との激戦を制し、イタリア選手初の大会ベスト4入りに前進した。

 1試合を残してグループ突破を決めるにはストレート勝利が必要だったシナーはそれを実現することはできなかったものの、見事なパフォーマンスで最多7回目の優勝を狙うジョコビッチを下し、直接対決4戦目にして初白星を挙げた。ファンも大歓声で熱烈に後押しし、日付をまたぐ3時間の熱戦が終わると、勝利したシナーの名前を目いっぱい叫んだ。

 今季ナショナルバンク・オープン(National Bank Open 2023)で優勝するなど4勝を挙げてキャリア最高のシーズンを送っているシナーは、以前から見せていた将来性を結果に結びつけ、今大会でも好調に見える。

 ジョコビッチは第2セットはお互いにサービスキープが続く中で接戦をものにして追いつくと、最終セットもセットカウント2-4から盛り返してタイブレークに持ち込んだが、最後は力尽きた。

 両選手の命運はラウンドロビン最終戦で決まり、ジョコビッチはステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)の負傷棄権を受けて出場が決まったホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz、ポーランド)と、一方のシナーはホルガー・ルーネ(Holger Rune、デンマーク)と対戦する。(c)AFP/Terry DALEY