【11月13日 AFP】23-24イタリア・セリエAは12日、第12節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)は2-0でフロジノーネ・カルチョ(Frosinone Calcio)を下し、代表ウイークに伴う中断期間を前に首位をキープした。

 インテルはこれで、前日に勝利して暫定首位に躍り出ていたユベントス(Juventus)との勝ち点差を2に戻した。両チームは次節、直接対決を迎える。 

 この日はハーフラインを越えたところからフェデリコ・ディマルコ(Federico Dimarco)が放った圧巻のロングシュートで先制すると、後半開始直後にハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)のPKで点差を広げた。

 今節ライバル勢で勝利したのはユベントスだけで、上位2チームと3位以下の差は広がっている。

 3位ACミラン(AC Milan)は前日、2点のリードを守れずレッチェ(US Lecce)とドロー。前年覇者の4位ナポリ(SSC Napoli)はこの日、ホームでエンポリ(Empoli)に0-1で敗れた。インテルが勝ち点31、ユベントスが同29を積み上げる中、ミランは同23、ナポリは同21となっている。

 特に9月末を最後にホームでの白星がないナポリをめぐっては、アウレリオ・デ・ラウレンティス(Aurelio De Laurentiis)会長がルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督の解任を決めたと、ガゼッタ・デロ・スポルト紙などが伝えている。

 ラツィオ(SS Lazio)対ASローマ(AS Roma)のダービーは0-0のドローに終わった。ローマは7位、ラツィオはローマと1ポイント差の10位につけている。(c)AFP