忠清北道永同郡庁舎全景(c)news1
忠清北道永同郡庁舎全景(c)news1

【11月11日 KOREA WAVE】韓国忠清北道永同郡(チュンチョンプクト・ヨンドングン)が、青年夫婦と多子女世帯への支援を拡大する全国最大規模の人口施策を推進する。

青年夫婦への定着奨励金は、新婚夫婦に5年間で1000万ウォン(約110万円)を支援するもので、韓国で最大規模だ。2024年1月1日以降、婚姻届を出した19歳以上45歳以下の青年夫婦が、郡に1年以上住民登録をして居住する場合に支援の対象とする。

婚姻届日を基準とし、1年後に最初の200万ウォンを支給し、最初の支給日から毎年200万ウォンを追加支給し、5年間で計1000万ウォンを支給する。

多子女世帯・新婚夫婦への住宅購入資金貸出利子支援事業は、住宅購入を目的に貸出金残額の3%を年最大200万ウォン限度で支援する事業だ。最大3年間支援する。

チョン・ヨンチョル郡守は「結婚から子どもの養育までライフサイクル別の支援によって、安心して子どもを産むことができる環境づくりに努める」と話している。

先月末時点で、永同郡の人口は4万4353人(男2万2212人、女2万2141人)。19歳から45歳までの青年人口は8万738人(男4750人、女3988人)で、人口全体の19.7%だ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News