【11月11日 AFP】イスラエルは10日、先月7日のイスラム組織ハマス(Hamas)による南部への越境攻撃の死者数を1400人から約1200人に修正した。外務省のリオール・ハイアット(Lior Haiat)報道官が明らかにした。

 イスラエルはこれまで、ハマスの戦闘員によって民間人を中心に1400人が殺害されたとしていた。

 しかし、ハイアット氏は10日、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)を批判する声明で、ハマスに殺害されたのは「約1200人」だと述べた。

 AFPの問い合わせに対し、同氏は死者数を修正したことを認めた。

 イスラエルは越境攻撃以来、ハマス「壊滅」を誓い、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)で軍事作戦を開始。ハマスが実効支配するガザの保健当局によると、報復攻撃による死者は1万1000人を超えている。(c)AFP