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【11月11日 KOREA WAVE】「髪が短い」という理由でコンビニの女性店員が男性から暴行を受けた――韓国のオンライン空間で、この出来事をきっかけに「ショートカットキャンペーン」が拡散している。

発端となったのは、5日未明に慶尚南道晋州(キョンサンナムド・チンジュシ)のあるコンビニで起きた事件。20代男性がアルバイト中だった女性に暴行し、特殊傷害と財物損壊などの疑いで拘束された。警察の調べに対し、男性は「髪が短い女性はフェミニストだ。私は男性連帯だからフェミニストは叩かなければならない」という趣旨の発言をした。

この事件を受け、X(旧ツイッター)を中心に「女性ショートカットキャンペーン」「男性連帯_女性暴行」などの単語がトレンドとなった。女性のネットユーザーらは、短い髪の自身の写真を載せ、「女性だからといって暴行するなんて話にならない。女性嫌悪犯罪を止めろ」などと訴えている。

こうした書き込みは数千件に上る。

女性らは、こうした暴力は最近のことではないと口をそろえる。かつて「ショートカット」にしていた20代女性は「以前、地下鉄で面識のないおじいさんから悪口を言われたことがある」などと指摘する。女性らは、店員への連帯に乗り出し、再発防止策を要求している。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News