鍾路学院で修能模擬試験を分析する講師陣(c)NEWSIS
鍾路学院で修能模擬試験を分析する講師陣(c)NEWSIS

【11月10日 KOREA WAVE】韓国で教師と予備校の癒着などが浮上している中、教師の兼職比率が毎年増加し、3カ月の平均収入が1000万ウォン(約114万円)に上る教師もいることがわかった。本来の職務の遂行に支障を来しかねない過度な兼職は制限すべきだという声が上がっている。

教育省の資料によると、2021年に5669人だった兼職の教員数は2022年7065人、2023年9929人と大幅に増えている。

その中に3カ月平均収入が1000万ウォン以上の教員も8人いることがわかった。同じく兼職で500万ウォン(約57万円)~1000万ウォンを稼いだ教員も45人いた。

国家公務員法や国家公務員規定によると、教育公務員は営利を目的とする業務に従事できないが、一時的なら学校長の許可で可能だ。

兼職許可の内容としては外部講義が39.7%で最も高く、ユーチューブ・ブログ活動が12.9%▽団体役員活動10.8%▽著述・執筆9.5%▽資料開発・出題5.8%不動産賃貸5.4%――などが続いた。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News