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【11月10日 KOREA WAVE】夫が妻の知人に性的暴行を働こうとしたばかりか、強姦の前科があるとわかったら――。韓国YTNの「チョ・インソプ弁護士の相談所」でこのほど、こんな事態に打ちひしがれた女性が「そんな男と暮らしてきたなんてぞっとする。離婚すべきか」と問い掛けた。

女性は、知り合いがいない地方の小都市に住んでいる。スポーツ好きの隣人男性と意気投合し、まもなく交際するようになった。

1年くらいたったころ、結婚の話が出た。だが、女性はためらった。男性の酒癖のためだった。男性は翌日の予定があっても夜明けまで飲むのが常で、途中で片付けようとすると怒って物を投げつけるなど乱暴な一面を見せた。

結婚式当日や新婚旅行でも泥酔した。

大きな問題が引っ越し祝いの時に起きた。疲れた妻が先に部屋出休んでいると、騒々しい音で目が覚めた。夫が自分の知人に襲いかかり、通報で警察が駆け付けたのだ。

驚いたことに、夫から性的暴行を受けた女性はほかにもいて、かつて強姦などの罪で実刑を言い渡された前科があったこともわかった。

番組に出演していた弁護士は「性暴力の前科など重大事実を知らせなかったのは消極的欺まん行為と言え、離婚理由になり得る。妻の知人に襲いかかるなどあり得ない行為で、婚姻破綻の責任は全面的に夫にあるといえる」と指摘した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News