レアル、バイエルンが16強入り マンUはまた敗戦 欧州CL
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【11月9日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)は8日、グループステージ第4節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid、スペイン)とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich、ドイツ)などが16強入りを決めた。一方でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United、イングランド)は3‐4でFCコペンハーゲン(FC Copenhagen、デンマーク)に敗れ、不振が続いている。
過去14度の優勝を誇るレアルは3‐0でSCブラガ(SC Braga、ポルトガル)に快勝し、グループCを突破した。試合前にはGKケパ・アリサバラガ(Kepa Arrizabalaga)が負傷する事態に見舞われたものの、代役のアンドリー・ルニン(Andriy Lunin)が試合序盤に相手のPKをストップ。ジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)は休養となったが、ブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)のゴールで先制すると、さらにビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)とロドリゴ(Rodrygo Silva de Goes)の両ブラジル人選手が得点した。
同組のナポリ(SSC Napoli、イタリア)はウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin、ドイツ)と1‐1で引き分けたが、16強入りに前進している。ウニオンは公式戦の連敗を12で止めたが、敗退が決まっている。
グループAのバイエルンは2‐1でガラタサライ(Galatasaray)を下し、17季連続となる決勝トーナメント進出を決めた。
ガラタサライの先制かと思われたゴールがオフサイドで取り消される中、ハリー・ケイン(Harry Kane)が80分に先制弾、86分に追加点を決めたバイエルンは、相手の反撃をセドリック・バカンブ(Cedric Bakambu)の1点に抑え込んだ。
敗れたガラタサライだが、ユナイテッドが黒星を喫したためまだ勝ち上がる可能性を残している。
ユナイテッドは30分までにラスムス・ホイルンド(Rasmus Hojlund)の2ゴールで先行して順調かに思われたが、42分にマーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)が議論を巻き起こす形で退場処分を受けると、この数的優位を生かしたコペンハーゲンはモハメド・エルユヌシ(Mohamed Elyounoussi)のゴールとアディショナルタイム9分のディオゴ・ゴンサウベス(Diogo Goncalves)のPKが決まり、ハーフタイムを前に追いついた。
ユナイテッドはそれでも69分にブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)のPKで勝ち越したが、コペンハーゲンは83分にルカス・レラガー(Lukas Lerager)が同点ゴールを決めると、クウェート生まれでU-21スウェーデン代表の17歳、ルーニー・バルドグジ(Roony Bardghji)が残り3分で決勝点を決めた。これでユナイテッドは今大会3敗目、公式戦では17試合で9度目の黒星を喫している。
一方、グループBのアーセナル(Arsenal、イングランド)はレアンドロ・トロサール(Leandro Trossard)とブカヨ・サカ(Bukayo Saka)のゴールでセビージャFC(Sevilla FC、スペイン)に2‐0で勝利し、16強入りを目前にしている。同組のもう1試合でPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven、オランダ)が1‐0でランス(RC Lens、フランス)に勝利する中、アーセナルは両チームに勝ち点4差をつけて首位に立っている。
グループDではレアル・ソシエダ(Real Sociedad、スペイン)とインテル(Inter Milan、イタリア)が勝利し、前日のマンチェスター・シティ(Manchester City、イングランド)とRBライプツィヒ(RB Leipzig、ドイツ)に続いて決勝トーナメント進出を決めている。(c)AFP