【11月8日 AFP】英国のチャールズ国王(King Charles III)は7日、英議会開会式で政府施政方針を代読する「国王演説」に臨んだ。即位後初めてで、「英国王のスピーチ」としては1951年以来となる。

 海軍の制服にローブを羽織り、頭にはダイヤモンドがちりばめられた大英帝国王冠(Imperial State Crown)をかぶったチャールズ国王は、君主は政治に関与しないとの原則にのっとり、無表情で読み上げた。

 一方、議会の外では数十人が抗議デモを行い、「私の王ではない」「何たる金の無駄遣い」などとシュプレヒコールを上げた。

 エリザベス女王(Queen Elizabeth II)が亡くなる2日前に首相に就任したリズ・トラス(Liz Truss)氏が49日で退任したのを受け、後任に就いたリシ・スナク(Rishi Sunak)氏にとっても、初の施政方針演説となった。

 スナク氏は施政方針で、終身刑の厳格適用や凶悪な性犯罪者の早期釈放の廃止を表明。また、北海(North Sea)における新規の石油・ガス開発プロジェクトの承認に向けた法案も提案した。

 映像は7日撮影・提供。(c)AFP/Peter HUTCHISON