採用情報掲示板を見る求職者(c)news1
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【11月08日 KOREA WAVE】韓国の就職希望者10人中3人が最も重要なポイントに「勤務環境」を挙げた。以前は適性や専攻、安定性などを重視する傾向にあったが、ここ数年で優先順位が変わりつつあるようだ。

統計庁国家統計ポータルによると、8月まで1年以内の賃金勤労就職希望者は234万人で前年同月比13万3000人増加した。就職時に考慮するのは「勤務環境」が31.5%(73万7000人)で最も大きな割合を占め、続いて▽収入・賃金水準(26.8%)▽自分の適性や専攻(22.9%)▽安定性や事業体規模(18.8%)――などの順だった。

勤務時間や勤務地域といった勤務環境を重視する割合は2018年22.4%から上がり続け、今回初めて30%を超えた。

半面、安定性や事業体規模を重視する人は1年前から3.5ポイント、適性や専攻項目も1ポイントそれぞれ減った。

これは会社規模や個人の適性より「仕事と生活のバランス」(ワークライフバランス)を重視する傾向が強まっていることを示すデータと言えそうだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News