インフルエンザ予防接種を受ける市民(c)news1
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【11月07日 KOREA WAVE】韓国でインフルエンザの疑い患者が前週比2倍近く増加する「ダブリング」現象を連想させるほど急増した。最近5年以内の同期間、最大規模の流行で新型コロナウイルス感染パンデミック以前の冬ほど患者が多く発生している。

疾病管理庁によると、今年第43週目(10月22~28日)のインフルエンザ疑い患者は1000人当たり32.6人で、前週(1000人当たり18.8人)比73%増加した。新型コロナパンデミック以前と比べても患者がはるかに多い。年度別43週目のインフルエンザの疑い患者は2018年1000人当たり4.9人、2019年1000人当たり4.5人で、今年が8倍ほど多い。パンデミック以前(2019~2020節気)の冬(12月第2週、1000人当たり28.5人)より患者が多く出ている。

年齢別では、小中高校生の増加傾向が目立つ。7~12歳は1000人当たり86.9人、13~18歳は1000人当たり67.5人で全体平均の2倍を越える。疾病庁は「インフルエンザ患者が過去の節気同期比高い水準。主に小児・学生の年齢層で明確な上昇傾向を示している」と診断した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News