できるだけ早く停戦してこそ、より深刻な人道的災難を避けられる
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【11⽉7⽇ Peopleʼs Daily】パレスチナとイスラエルの紛争による死傷者は増加し続けている。罪のない命をあやめる行為は、国際社会の一致した反対と非難を受けねばならない。軍事行動は自衛の範囲を超えてはならず、まして民衆を標的にすべきでない。紛争当事者は、民間人および抑留された人びとの安全保障を含む国際法および国際人道法を順守し、人道的救援ルートを早急に開設し、人道的災害がさらに深刻化することを防がねばならない。
イスラエルとパレスチナの紛争の歴史は、軍事的手段に活路はないことを示してきた。国際社会は民間人を傷つけるいかなる行為にも反対し、積極的に仲裁せねばならない。国連(UN)、特に安全保障理事会(UN Security Council)は責任を果たし、拘束力のある国際的合意を形成せねばならない。戦いが続く限り、国際人道法違反は避けられない。
個々の大国は口先では安保理が正しい行動を取るべきと強調しているが、実際の行動はその真の目的を疑わせる。国連の関連決議はここ数年来、着実には実行されていない。今回の紛争は、パレスチナ問題が常に中東問題の核心であり、この問題が公正かつ合理的に解決されなければ、恒久平和は不可能であることを、痛ましい形で国際社会に改めて示した。
イスラエルとパレスチナの問題は長期にわたって累積し、複雑に錯綜(さくそう)している。その根本は、パレスチナ人民の建国権が長期にわたって棚上げされてきたことだ。イスラエルに建国の権利がある以上、パレスチナにも同様の権利がある。
パレスチナ問題を解決するための根本的な策は、1967年の境界を基礎にして、イスラエルとは別の東エルサレムを首都とするパレスチナ国家を認める「二国家解決」だ。国際社会はパレスチナとイスラエルの双方が「二国家解決」などを踏まえて和平交渉を再開し、平和共存を実現することを広く支持してきた。国際社会は今回の紛争勃発後、「『二国家解決』以外にパレスチナ問題を解決する方法はない」と、改めて深く認識するに至った。
パレスチナ問題において、中国側は一貫して平和の側に立ち、公平の側に立ち、国際法の側に立ち、大多数の国の共通の願いの側に立ち、人類の良識の側に立っている。中国は現在、関係各方面と意思の疎通と調整を行い、戦火の拡大を阻止し、人道災害を軽減している。中国は各種のパイプを通じてガザ地区に引き続き緊急人道支援を提供していく。中国は「二国家解決」の実行推進に有利なすべての努力を支持し、パレスチナ問題の全面的で公正かつ永続的な解決を求め、パレスチナとイスラエルの平和共存を実現する。
平和のために責任を持つことは、平和を愛し公正な国家を主宰する者に共通する責任だ。大国は特に、客観性と公正さを堅持し、一刻も早い停戦を促さねばならない。「二国家解決」を一刻も早く実行し、暴力による衝突が発生する土壌を一日も早く取り除き、中東地域の平和と安定を守るために建設的な役割を発揮することが要求されている。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News