ウクライナ大統領、来春の大統領選実施に否定的な考え
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【11月7日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は6日、来年大統領選を行うかどうか議論が高まっていることについて、ロシアとの戦いが続いていることから実施に否定的な考えを示した。
大統領選は来春に予定されているが、ロシアの侵攻を受けて発令している戒厳令を厳密に解釈すれば、すべての選挙が中止となる。
ゼレンスキー氏は定例演説で、「今は防衛の時、戦闘の時だと決断しなければならない。この戦闘に国家と国民の運命がかかっている」とし、今は国を挙げて団結すべき時で、「選挙を行うには適切な時期ではない」と述べた。
大勢の国民が国外に避難するか、前線で兵士として戦っていることを考えれば、選挙の実施は物理上難しい。
ゼレンスキー氏の支持率は戦争の求心力により、侵攻後に急上昇したが、国内の政治情勢は不安定な状態が続いている。
大統領府顧問を務めていたオレクシー・アレストビッチ(Oleksiy Arestovych)氏は、反攻が遅いとゼレンスキー氏を批判し、大統領選に出馬する意向を示している。(c)AFP
