父親誘拐されたディアスが同点弾、ゴール後には解放訴える
発信地:ルートン/英国
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【11月6日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)に所属するルイス・ディアス(Luis Diaz)が、5日のルートン・タウン(Luton Town)戦で両親の誘拐後初となる出場を果たし、チームを救う同点ゴールを決めた。ゴール後には、まだ誘拐されたままの父親の解放を訴えた。
23-24プレミアリーグ第11節のルートン・タウン戦で、83分に交代でピッチに入ったディアスは、迎えたアディショナルタイムに1-1の同点に持ち込むヘディングシュートを決め、チームをショッキングな敗戦の危機から救った。
ゴール後、ユニホームをめくって「父さんに自由を」と書かれたTシャツを見せたディアスは、X(旧ツイッター)に投稿した発表文で、「民族解放軍(ELN)には、父をすぐに解放してほしい。また国際団体には、父の自由のために仲裁してほしい」と述べた。
ディアスの両親は10月28日に母国コロンビアで武装集団に連れ去られ、母親は数時間後に救出されたものの、父親の捜索は現在も続いている。コロンビアの左翼ゲリラELNの指導者は、誘拐は「間違い」だったと認めている。
「毎秒、毎分、僕たちの苦しみは増している」と続けたディアスは、「母親も、兄弟も、そして私も絶望にさいなまれ、今の気持ちは言葉にできないほどだ。この苦痛は、父が戻らない限り消えない」と心境をつづった。
「すぐに父を解放してほしい。父の尊厳を尊重し、できる限り早く待つつらさを終わらせてほしい」 (c)AFP