【11月5日 AFP】サッカーリベルタドーレス杯(Copa Libertadores 2023)は4日、ブラジル・リオデジャネイロで決勝が行われ、フルミネンセ(Fluminense、ブラジル)がボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors、アルゼンチン)を延長戦の末に2-1で下し、悲願の初優勝を果たした。

 試合はフルミネンセが36分にヘルマン・カノ(German Cano)のゴールで先制した後、72分にボカがペルー代表DFルイス・アドビンクラ(Luis Advincula)の得点で追いつき、1-1の同点で延長戦に突入した。

 勢いはボカの方にあるようにも見えたが、延長前半の99分、途中出場のジョン・ケネジ(John Kennedy)がペナルティーエリアの外から右足のボレーで鮮やかな決勝点を奪った。

 ケネジは得点後のセレブレーションで2枚目のイエローカードを受けて退場となったが、ボカもその後、フランク・ファブラ(Frank Fabra)が相手選手を平手打ちしたことがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の検証で分かり退場処分に。

 10人対10人となる中で、フルミネンセがそのまま勝利を収めた。リベルタドーレス杯は決勝が一発勝負となった2019年以降、これで5大会連続でブラジル勢の優勝となった。(c)AFP