米ジョージア州ブライアン郡で開かれた「現代自動車グループメタプラント米国」の起工式で記念演説をするチョン・ウィソン会長(現代自動車提供)(c)news1
米ジョージア州ブライアン郡で開かれた「現代自動車グループメタプラント米国」の起工式で記念演説をするチョン・ウィソン会長(現代自動車提供)(c)news1

【11月02日 KOREA WAVE】世界的な電気自動車(EV)市場の成長の鈍化にもかかわらず、現代自動車はEV専用工場の建設など戦略を変更しないことを明らかにした。テスラやGM(ゼネラルモーターズ)などとは異なる動きだ。現代自動車は市場にブレーキがかかっているものの上昇傾向は変わらないとみており、柔軟な生産体制で市場に対応する構えだ。

現代自動車の今年第3四半期の世界販売台数は104万6000台で、前年同期の102万5000台から2%増加した。このうちエコカーは16万9000台で33%増えた。エコカーの販売を牽引したのはハイブリッド車で、販売割合は前年同期の5.7%から今年は8.6%に上昇した。

これに対し、EVは鈍化傾向が明確だ。特に国内では顕著で、販売台数の増加幅は昨年同期の11.9%から今年は7.4%に低下した。この傾向は米国のテスラも同様だ。

今年1~9月の米国のEV販売台数は前年比51%増加と依然成長傾向を見せているが、増加幅は1年前の同期間の69%よりは減少。米紙ウォールストリート・ジャーナルはメーカーのEVの在庫が増加していると伝えている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News