アインのインスタグラムのキャプチャー(c)news1
アインのインスタグラムのキャプチャー(c)news1

【11月01日 KOREA WAVE】ソウルの狎鴎亭洞(アックジョンドン)や弘大(ホンデ)など繁華街一帯で、ボックスを羽織って歩き回り、胸を触るよう勧めるインフルエンサーが物議をかもしている。「狎鴎亭ボックス女」と呼ばれるアインだ。

10月28日に高額ファンミーティングを計画したところ、高額にもかかわらず全席売り切れた。だが、公然わいせつの疑いで警察の取り調べを受けて「大きなストレスを感じた」として、結局、イベントを取り消した。

アインは最近、狎鴎亭や弘大に現れ、「エンジェルボックス女」と書かれたボックスを羽織ったまま歩き回った。通行人とコミュニケーションをとりながら、性別にこだわらず、箱に開けた穴に手を入れさせ、自身の胸を触らせるパフォーマンスを繰り広げた。

弘大ではアインの登場によって人だかりができ、警察が出動する騒ぎに。警察の制止によってパフォーマンスは終了した。アインは自身のSNSに「もっとやりたかったが、警察が解散させた。ごめんなさい」というメッセージを掲載した。

こうした集客に乗じて、アインは10月28日、ソウルの清潭洞(チョンダムドン)でファンミーティングを企画。参加費65万ウォン(約7万2000円)で先着30人を募集した。その際、「ファンミーティングに来たら唇にチューをしてあげるから遊びに来なさい」と宣伝していた。客席は獲得競争になり、あっという間に売り切れた。

だが、アインと助手を務めた男性2人に公然わいせつ容疑がかけられ、警察当局の取り調べを受けながらファンミーティングの宣伝をしていたことがわかり、世論の非難を浴びた。イベント中止に関連して、アインは「警察の圧迫であまりにも大きなストレスを受け、ファンミーティングを取り消すことに決めた」と表明している。

アインに関わる一連の出来事について、ネットユーザーらは「本気で“クールで素敵だ”と思ってそんな格好で歩き回っているのか」「素敵なパフォーマンスでした」「表現の自由を持ち出すな。見ていて不快だ」など、さまざまな反応を示した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News