【10月31日 AFP】オーストラリアサッカー連盟(Football Australia)は31日、2034年W杯(2034 World Cup)の招致を断念すると発表した。これにより、サウジアラビアが大会開催の有力候補としての立場を強めている。

 アジア・サッカー連盟(AFC)がサウジアラビアの招致を支持する中、立候補期限となったこの日、オーストラリアが手を引いた。

 豪連盟は「W杯招致の機会を検討したものの、あらゆる要素を考慮した結果、2034年大会の招致を断念する結論に達した」と声明を発表している。

 30年大会はモロッコ、スペイン、ポルトガルでの共催が決まっており、W杯の開催地を大陸ごとの持ち回りとしている国際サッカー連盟(FIFA)は、34年大会に向けてアジア・オセアニアからの招致を求めていた。(c)AFP