【11⽉2⽇ Peopleʼs Daily】中国国外で生産されるドリアンは、どのようにして中国の家庭に届くのか。本紙取材チームはタイから北京市に至る4700キロのドリアンの旅を追跡した。

日付:9月17日

場所:タイ・チュムポン県(Chumphon)のドリアン農園
 農園には1本で50~100個が実るドリアンの木が200本以上ある。農園オーナーによると、中国向けの契約栽培を行っている。収入が安定し、販路に悩むこともなくなったという。

日付:9月18日
場所:タイ・チュムポン県のドリアン検査場
 京東(JD.com)スーパーの担当者はドリアンを切り分け、成熟度が85%になってから収獲するよう農園側に念を押した。タイには同社担当者20人が駐在して、果物の質を確保している。

日付:9月21日
場所:ラオス・ビエンチャン南駅
 年間80万トンの貨物に対応できる中国・ラオス鉄道のビエンチャン南駅の換装場が稼働を始めたのは2022年7月だ。ラオスのソーンサイ・シーパンドーン(Sonexay Siphandone)首相は「ラオス・中国鉄道はラオスに現代的な輸送方式をもたらした。ラオスの経済や社会の発展速度を大きく高めた」と述べた。

日付:9月21日
場所:中国・雲南省(Yunnan)の磨憨鉄道通関所
 保冷貨物列車は午後2時に、磨憨鉄道通関所に到着した。職員の李兵(Li Bing)さんは「貨物列車の出入国検査や通関時間は通常20分以内です」と説明した。果物検疫場の室温は果物の種類に応じて調節できる。持ち込まれたドリアンは検査に合格し、通行が許可された。同地税関責任者は「到着したら直ちに検査して直ちに通過させる方式で、輸入果物の通関による遅延はゼロです」と説明した。

日付:9月22日
場所:中国・雲南省昆明市(Kunming)の王家営西駅
 夜行貨物列車は午前8時に昆明市の王家営西駅に到着し、さらに同市内の物流センター駅に到着した。47歳の王勇(Wang Yong)さんは保冷貨物列車の運転士を務めて十数年だ。貨物室の温度に特に注意する必要があるという。ドリアンを積んだ貨車の一部は北京行きの保冷貨物列車に再編成され、午後12時6分に出発した。

日付:9月24日
場所:中国・北京市通州区(Tongzhou)の生鮮倉庫
 列車は48時間近い走行を経て午前11時15分、北京市通州区にある京東生鮮倉庫に到着した。生鮮倉庫の「ドリアン室」の内部温度はセ氏5度からセ氏15度の間に厳密に保たれている。

日付:9月25日
場所:中国・北京市海淀区(Haidian)内の住宅
 ドリアンは午後1時に、北京市大興区(Daxing)にある京東の仕分け倉庫に運び込まれた。臧衡(Zang Heng)さんは午後3時過ぎに、自宅でドリアンを受け取った。臧さんは2018年から2022年まで中国・ラオス鉄道関連の仕事をしていた。2021年12月にはラオスのビエンチャンで開催された中国・ラオス鉄道の開通式に参加した。臧さんはドリアンを食べながら「努力したかいを感じる」と言った。(c)Peopleʼs Daily/AFPBB News