【10月30日 Xinhua News】中国上海市でこのほど開かれた第21回中国国際玩具・教育設備展覧会で、国内の主要な電子商取引(EC)プラットフォームの今年上半期(1~6月)のぬいぐるみとフィギュアの売上額がそれぞれ前年同期比30・4%増、16・1%増と大きな伸びを見せたことが分った。

 中国では玩具に関する関心が高まり続けており、知育からストレス解消、娯楽から社交、昔を懐かしむ風潮から最新の流行に至るまで、玩具は中国人の生活の中でますます多くの役割を演じている。

 展覧会はライセンス展、ベビー・キッズ用品展、幼児教育展と同時開催され、展示面積は過去最大の23万平方メートルとなった。30カ国・地域余りの企業2500社余りが出展し、各種ブランド5200件以上、正規版IP(知的財産)2200件以上が展示された。

 中国の2022年の玩具小売額は前年比3・3%増の883億1千万元(1元=約20円)。ゲームを除く輸出額は5・6%増の483億6千万ドル(1ドル=約150円)で、日本への輸出は33・8%増の24億1千万ドルと3位から2位に上昇し、1位の米国(130億8千万ドル)に次ぐ規模となっている。(c)Xinhua News/AFPBB News